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注目の新連載 4

 今回は新連載ではなく、新創刊の雑誌をご紹介します。

コミックギア Vol.001
magazine
 『ドージンワーク』で有名なヒロユキ先生が立ち上げたという『コミックギア』です。表紙に大きく「マンガ誌の作り方変えてみました。」とありますが、その言葉通り従来の雑誌とは一線を画した漫画作りになっているようです。

 連載作品よりも雑誌の説明になってしまってアレなんですが、とりあえず説明しますと、ヒロユキ先生を中心とした連載作家が全員で会議を開き、お互いの漫画にダメ出しをしていって、その結果として作品を掲載する、という過程を経るというコンセプトのようですね。従来の雑誌では、「漫画家と編集者」という限りなく少人数で進めていた話作りを、「連載作家全員」というかなり多くの意見を取り入れてやっていくことになるので、そういう面でのメリットはあると思います。

 ただ、デメリットとしては、漫画家としての個性が薄れるということがあります。編集者を相手にする場合、作家はある程度自分の自由にストーリーを決められますし、口を出す編集者も全てが同じ人物であるということはあり得ません。もし掛け持っていたとしても編集者1人に対して作家3、4人が限度でしょう。このコミックギアのやり方で行くと、同じ面子で漫画を共有しあうことになります。雑誌の中でのマンネリという意味では可能性として十分あり得ます。

 つまり、この「意見交換・共有」という画期的なシステムが、メリットとデメリットを同時に内包している雑誌ということなんですね。これは学生の漫画研究部の形態に良く似ていると思われますが、あちらはほとんど利益を目的としていなのに対し、こちらは営利目的でこのギャンブルをやろうとしているのですから、良くも悪くも「芳文社って儲かってるんだなあ」と思います。それはさておき。

 読んだ感想。気になったのは、どの作品もコマの使い方が粗い、というかやたらと見開きや大ゴマが多いように思います。おそらくPC原稿の作家さんがほとんどだと思うんですが、原稿に厚みが感じられないと思いました。先ほど説明したコンセプトによる話の面白さという意味では問題ないんですが、視覚的に言えば描き込みが少なく大ゴマのインパクトに頼ってしまった感じでしょうか。それと、漫画と漫画の間に広告などのクッションがないためか、前の作品のイメージを引きずって読んでしまうという印象も受けます。そのため、雑誌を通して「オレ様」な主人公が多いような気がしてしまいます。

 次号は11月に発売なので季刊という括りになると思いますが、画面の描き込みを充実させていけば、この雑誌は大ヒットするかも知れません。ちなみに面白かったのは、巻末に「第1版発行」と初版の明記があったこと。季刊誌を買ったことがなかったのですが、この雑誌は一応書籍という扱いになってるってことなんですかねぇ。

漫画 | 01:22 | comments(0) | trackbacks(0)
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